「日本語能力試験」ですが、日本国内だけではなく、世界各国に受験がいます。実際、「日本語能力試験公式ウェブサイト」によると、2018年時点で世界85カ国249都市で受験できるようです。世界の国数を196カ国とした場合、およそ半数弱の国で受験ができるので、個人的には、ニッチな言語の割には、学んでいる人が多いように感じます。
また、驚くことに受験者数は伸びております。
日本語学習者の増加は、世界における日本理解の促進や労働力確保において重要なポイントだと思います。
近年、職場の英語公用語化を図る企業もありますが、実際に働く外国人労働者の生活空間では日本語の使用を余儀なくされるので、日常生活でストレスを抱え難くするためにも、やはり日本語は話せるに越したことはないと思います。
そして、驚くことに、海外で日本語能力試験を受験されている外国人ですが、実は、日本在住の外国人よりも合格率が高い。。。
私の推測でしかないですが、海外在住者に比べ、日本国内の特に留学生は、学校で勧められて受験する場合が多く、とりあえず受験をしてしまう留学生もいることが要因ではないかと推測します。また、例えば就職活動を見据えて、N1にチャレンジする留学生もいるので、それゆえ合格率が下がるのかもしれません。
それに対して、海外では、ある程度実力をつけてから、それを測るために上位資格を受験するため、合格率が高まる傾向があるのかなと考えます。
いずれにせよ、海外にも日本語力が高い人材が一定数存在することがわかります。
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