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  • 執筆者の写真田村 一也

株式会社With World設立のお知らせ

報告遅くなりましたが、6/1に会社を設立しました。 「株式会社With World」と名付けました。正直、名付け苦手です。笑 ここ数年、使命感を持って取り組んでいる外国人材支援や活用で、企業の採用コンサルティングをメイン事業とした会社です。 あ、この先長いです。でも、たまにはいいかなと。 今日は事業については、ほぼ触れません。

今でもよく質問されます。「なんで外国人材やるの?」 多少でも携わったことがある人なら分かる、ぶっちゃけ"そんな儲からん!"。特に人材紹介業をやった経験がある人なら、大方日本人と比べて相対的に利益率は低いと。 外国人材のマーケットは、まだまだ決して大きくはない市場です。とてもニッチな領域であり、”外国人"とはいえ国籍や文化、さらには学位やビザ等によっても様々で、一概に対応できないのでサービス提供するにも工数がかかったり、サービスの標準化が難しく、オペレーション設計するにも、しんどい領域なのです。法律も日々アップデートされつつあり、成長しそうな感覚でノリで始めると、たぶん怪我します。。。

で、なぜ私が外国人材をやるのか? それは「将来にわたって、日本を誇れる国として、後世に伝えていくために、外国人材の力が必要不可欠であると考えているから」です。 もともとのきっかけは、ただ私が旅行好きで、海外に行った時に「日本好きの外国人多いなー」と感じたこと、そして私を育てたインテリジェンス(人材会社)で就職支援をしていた際に、「めっちゃ優秀で日本好きなのに、外国人採用してくれない企業多過ぎー」と、悔しさを感じたところから始まっています。その悔しさは、どのような意味があるのか?自分が問題と思う外国人が採用され難いことが社会に残ると、どうなってしまうのか?という問いを投げかけたとき、外国人材を支援しなければならないという使命感みたいなものが生まれました。 また、外国人は基本的に選挙権がありません。日本国籍を持っているわけではないので。そうなると、社会(自治体)が外国人をサポートする優先順位はおそらく下がるわけで、民間でしなければならないと思ったことも影響が大きかったかもしれません。

外国人材支援で、よく耳にするのは労働力不足の問題解消だと思います。それも、もちろんあると思います。ただ、私は「労働力不足の解決策」=「外国人」ではなく、それはRPAやAI導入など、数ある手段の一つに過ぎないと考えています。それ以外にも、日本人では生み出すことができない価値を、外国人材という人的資源は持っていると確信しています。具体的には「文化」です。言葉の壁はいずれテクノロジーが解消してくれるでしょう。しかし、文化を理解したり、習得するには時間がかかります。おそらく、これは、やはりその国の人でなければ発揮し難い価値ではないかと考えます。 世界で戦う日本人、それはそれで凄いのですが、もし日本をよく知る外国人が母国で日本の何かを彼らの視点で拡げてくれたら、どれだけ効果が大きいだろうか。今でこそ留学生の人数は増えましたが、もともと日本を選んで留学してくれた世界の著名人は多数いらっしゃいます。そういった人と共創し、協働し合えたら、どれだけ大きな価値を生み出せるのだろうかと、そう思うのです。

先ほど書きましたが、私は旅行好きで47都道府県まわっています。私が各地で見た日本には、世界に誇れる文化や技術、世界に自慢できるものはたくさんあると思っています。これは主観と思いきや、外国人のみんなと接していると、日本の魅力に気付かされます。海外に行ったとき、どれほど日本が良い国であると感じることか。そう、私はただの日本好きです。笑 でも同時に同じ人間として世界の人々に敬意を持って接したいと思っています。だから世界の人たちと共に歩む世界観をこの社会に実現したくて"With World"と名付けました。 「文法的に”the”がいるんじゃね?」って思いましたが、そこは響きの問題です。細かいことは気にしません。笑

ちなみに、現在所属する(一社)日本国際化推進協会(JAPI)も継続します。なんなら業務配分は、現状JAPIが95%という感じでしょうか。笑 というわけで、株式会社With Worldは地道にやっていきます。皆さん、何卒よろしくお願いいたします!


※写真はイメージ図であり、実際のオフィスとは異なります。笑

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