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  • 執筆者の写真田村 一也

Japan ASIA Youth Conference 2018 開催

更新日:2020年11月9日

先週末、私が事務局長を務める(一社)日本国際化推進協会(JAPI)にて外国人材政策カンファレンスを開催しました。同協会で最も大きなイベントです。 https://www.japi-jayc.com/ 個人的な感想は一旦置いていて、外国人領域に関わり始めて、本当に多くの専門家・研究者・企業家の方々にお会いしてきました。その背景にあるのは、多様化する外国人の存在と、外国人にマッチし難い社会システムの存在です。このカンファレンスでも様々な専門家に協力いただきました。 最近ニュースで外国人関連の報道を見ない日はないくらい、活発な議論がされているように思いますが、一方で、その大半は労働力不足を要因とした外国人労働者(ビザ緩和)に関する話だと思います。

では、ビザって何種類あるか知ってますか? 日本には何カ国の人がいるか知ってますか? 隣の韓国では、外国人政策でどんなことをしているか知ってますか?

きっと多くの人が知らないし、知らなくても普段の生活に支障はないのだと思います。しかし、これから間違いなく、社会を構成する人は多様になっていきます。「移民」が良い・悪いという議論ではなく、国境をまたぐ人材の流動化は、世界的なトレンドだと思っています。実際、留学レベルで人の国際的な移動は活発になっています。そして世界レベルで人材獲得競争は激しさを増しています。もしかしたら、日本人が社会人になるときに、日本を選ばないということも増えてくるかもしれません。

外国人における目の前の問題として「ビザの緩和」も重要な論点ではありますが、短期的な視点にとどまらず、これから起こる流れ、世界における日本について想像力を膨らませて、今後の日本の在り方、多様な人材がどうしたらイキイキと過ごせる魅力的な社会を作れるのか、少し視座を上げて皆んなで考えていきたいなと思っています。このカンファレンスが、そのための一つのきっかけになれば嬉しいなと思う。

ちょっと抽象的な話になりましたが、そんな想いを持ってやってます。




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